おむつなし育児

スタッフコラム

こんにちは!モンテッソーリ教師の大橋宏美です。

みなさん「おむつなし育児」ってご存じですか?

「おむつなし育児」ってまったくおむつをしない育児なの??

私もはじめて聞いたときはそう誤解して、びっくりした記憶があります。

でもトイレットラーニングを勉強している中で、赤ちゃんがおむつの中で排泄するのが当たり前だと学習してしまうと、その後のトイレットラーニングが大変になる事を知り、そうならない為にはどうしたらいいのか知りたくなりました。

他のモンテッソーリの先生が、おむつなし育児アドバイザー資格を持っていらっしゃったので、そこから「おむつなし育児」について興味が湧いてきたのです。

まず「おむつなし育児」の書籍を購入して、自分で勉強してみることにしました。

その中で今の現状を知り、またまた驚くことが沢山あったのです。

保育の現場でおむつが外れる年齢がどんどん上がり、大変なことになっている事、小学生になってもおむつがはずれていない子がいる事、アメリカなど先進国でもおむつ外れが遅くなっている事、でも発展途上国の子どもたち(おむつがない国)では1歳半頃までに排泄の自立が完了していることなど・・・

これら先進国での排泄トラブルはおむつに頼りすぎた事が影響しています。

産まれてから一度も、おむつ以外の解放空間で排泄したことがない子は、その感覚を学ぶことができません。

何年もおむつの中だけで排泄し続けることに慣れた子ども達が、2歳または3歳になったから「トイレでしましょう」と言われたら・・・秩序の敏感期の子どもがその習慣を変えたがらないのは、もっともな事です。

人間は哺乳動物なので、赤ちゃんにも自分自身を排泄物で汚さない本能が備わっています。生後数週間の赤ちゃんのおむつを開けたとたん、オシッコやウンチをされてしまうということがありますよね。つまり、生まれた時には「自分の体を汚したくない、おむつが体にくっついていない時に排泄したい」という動物として正しい感覚を持っていた赤ちゃんに、大人が「おむつの中でトイレをする」ようにしつけたのです。

それではどうしたら良いのでしょうか?

「おむつなし育児」とは「おむつに頼りすぎない育児」です。

普段紙おむつをしていても、赤ちゃんがオシッコ、ウンチしやすいタイミングでおまるに座らせます。

たとえば朝起きた時、授乳後、抱っこひもから外した瞬間など・・・

おむつ以外の場所で排泄する経験をした赤ちゃんは、スムーズにトイレットラーニングに進むことができます。

赤ちゃんはおむつが汚れて気持ち悪いから泣くと思っていましたが、膀胱にオシッコがたまって、オシッコしたくて不快になった時も泣きます。

「おむつなし育児」をしているお母さんは赤ちゃんをよく観察しているので、赤ちゃんのオシッコやウンチのタイミングがわかるようになってきます。

赤ちゃんはお母さんがわかってくれると、自分を受け入れられていると感じて自己肯定感が上がります。

そうして赤ちゃんとお母さんはもっと濃密にコミュニケーションがとれるようになっていくのです。

「おむつなし育児」をもっと知りたくなり、他のお母さんにもお伝えしたいので、おむつなし育児研究所の講座を受講して、おむつなし育児アドバイザー資格を取りました。

「おむつなし育児は」おまるに座らせる以外にも、布おむつを使ったり、股割れパンツを使ったりといろいろな方法で赤ちゃんの排泄をサポートしていきます。モンテッソーリ教室が開講したら「おむつなし育児」についてもお話していきたいと思いますので、興味のある方は楽しみにしていてくださいね。




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