トイレットラーニング環境の整え方

スタッフコラム

こんにちは!モンテッソーリ教師の大橋宏美です。

1歳を過ぎてしっかりと歩けるようになったら、オムツを替えるの嫌がりますよね?

その頃がまさにトイレットラーニングの敏感期の時期です。

たくさん歩いて下半身の筋力がつくと、おしっこをコントロールできる力が育ちます。

この頃はお出かけするにも、子どもを歩かせると時間がかかったり、危ないからとベビーカーに乗せてしまいがちですが、たくさん歩くと下半身の筋力がつき、平衡感覚も育ちます。

自分の意志で自分の体をコントロールできる力が、トイレットラーニングには必要になってきますので、できるだけお子さんがたくさん歩けるように付き合ってください。

前回のブログでもお話しをしたように、トイレットラーニングを始めるには次の事ができているか、お子さんをしっかりと観察してください。

●一人でしっかりと歩ける。一人で着替える事ができる

●言葉が出ていなくても大人の言葉を理解して、コミュニケーションがとれる

●トイレやオマルは排泄する場所だと理解している

●一定期間オシッコの間隔が空くようになる

これらができていれば、本格的にトイレットラーニングを始める準備が整っています。

季節的に春、夏の方が洗濯物が乾きやすくて、お母さんは助かると思います。たくさん汚れるのは当たり前だと思って取り組まなければならないのですから・・・

ただ敏感期がちょうど冬だったお子さんがいて、そのお母さんは「いまだ!」とお子さんのタイミングを見逃さず始めると10日ぐらいで完了した例もありますから、まず何よりも子どもの準備が整っていること、そしてママの気持ちの準備が整っていることがスタートする時期になってきます。

まず始めるにあたって、たくさん替えのパンツを用意してください。この期間中はおしゃれな服よりも、子どもが一人で着脱しやすい洋服にします。上の服は丈の短いシャツの方が濡れにくくて楽です。ズボンもポケットや絵がついていて、前、後ろがわかりやすく、ウェスト部分はゆるいゴムになっていて自分で上げやすい服がいいです。(細身の硬いデニムパンツやレギンスなどはやめましょう)

絵やポケットがついていないなら、100均でもかわいいアップリケがたくさん売っているので、「アップリケがついてる方が前だよ」と伝えると一人でも間違えずに着ることができます。

子どものトイレを、オマルにするか補助便座にするか選びます。一歳で始める時はオマルの方がすぐまたがる事でできるので失敗が少ないと思いますが、補助便座の場合は踏み台を用意します。

子供は足が床についている方が安定して、排便のときもお腹に力をいれていきむ事ができます。市販の踏み台もありますし、100均の発泡スチロールのレンガを使って手作りすることもできます。

次はオマルでの環境の一例です。オマルの横に子どもが座ってパンツをはけるように椅子をおきます。その横や後ろなどのすぐそばに、新しいパンツと汚れたパンツを入れる蓋つきのバケツや箱をおきます。

子供がここに来て、一人で全部できる環境を作ります。

布のパンツはゴムが緩くて着脱しやすく、綿100%の肌にやさしい物を選んでください。トレーニングパンツはゴムが硬くて子どもが一人で着脱しにくい物が多く、防水加工がされていて蒸れやすくなります。

モンテッソーリ教師の方、モンテッソーリ園でもよくお勧めしているのが「子どもの道具や」のニコニコパンツです。よろしければ一度試してみて下さいね。

モンテッソーリ教育のトイレットラーニングは「子どもが自分でできる」環境を整えます。失敗して当たり前だと、お母さんが「子どもの力」を信じてサポートしてくださいね。




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