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スタッフコラム

モンテッソーリ教育の環境~part1

投稿日:2021年9月28日 更新日:

こんにちは!モンテッソーリ教師の大橋宏美です。

みなさんはモンテッソーリ教育のこと、聞いたことはあるけど、どんなことするのかよく解らないという方がほとんどではないでしょうか?

モンテッソーリ教育とは今から100年以上前に、イタリアで初めての女性医師であるマリア・モンテッソーリが、精神科で働いていた時、施設の子ども達を観察していて発見した、事実をもとにして創り上げた教育です。

モンテッソーリは子どもの観察から、環境が整っていれば子どもは自分でできるようになると、つまり子どもには自己教育力があることを発見したのです。大人(教師)は子どもに教え込むのではなく、本来子どもに備わっている力を引き出す環境を作ることが大切な役割だと考えます。

環境を整えるとは何をするのでしょうか?

4つの発達段階

モンテッソーリ教育では子どもの発達を4段階に分けて考えます。特に0歳~6歳までの第1段階は子どもの成長において特に大切で、この時期に身についた事や姿勢は一生涯続きます。家に例えると基礎作りです。基礎がしっかりしていれば、嵐がきて崩れても建て直す事ができます。

生まれたばかりの赤ちゃんはどのように環境を整えたらいいのでしょうか?

生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんのお腹の中から、いきなり環境の違う外の世界に出てくるのです。出来る限りお腹の中と近い環境(温度、湿度、明るさ)にして安心できるようにします。

赤ちゃんが安心できる環境があれば、「ここは、安心できる場所なんだ」と理解することにより、まわりの人間を信頼できるようになるのです。

そのためには授乳する場所、寝る場所、お世話をする場所(オムツ替え・着替えをする場所)、活動をする場所(運動をする場所)の4つのコーナーに分けます。オムツを替える場所はリビングのこの場所と決めて、いつもと同じオムツ替えシートを広げて替えたり、授乳はソファのこの位置など場所を固定すると、お母さんがそこにいくだけで赤ちゃんは次に何をするのか、わかるようになるのです。

子どもは「いつも同じ場所で、いつもと同じ順番で」を実践することがとても大事で、それは子どもに秩序の敏感期があり「いつもと同じ」の繰り返しが、言葉が分からなくても、次に何をするのか理解することができ安心するからです。

お乳でもなく、オムツでもなく、眠たいわけでもないのに、泣き止まない。どうして泣いているのかわからないときはありませんか?

いつもと何か違うことがないか考えてみて下さい。お母さんのシャンプーの香りや柔軟剤の香りが変わっていませんか?家具の配置を変えていませんか?いつも閉まってるカーテンが開いていませんか?

大人にとっては気分転換でちょっと変えただけでも、子どもにとってそれは不安でしかなく、体調を壊すことだってあるのです。

想像してみて下さい。

自分が仕事に行ったら、いつもの席に自分の机がなかったり、隣は全然知らない人だったりしても、何の説明もなくみんなが普通に過ごしていたらパニックになりませんか?

子どもも同じように、急に環境が変わると不安になるのです。

特に赤ちゃんの嗅覚は、お母さんのお乳と他人のお乳を嗅ぎ分けることができるくらい敏感です。どうしても赤ちゃんを人に預けなくてはならない時、モンテッソーリ教育ではトッポンチーノをおすすめしています。

トッポンチーノとはおくるみのようなお布団で、いつも抱っこするときはそれを使います。ママのいつもの香りやいつものお布団の感触など赤ちゃんが覚えているので、トッポンチーノにくるんだまま他の人に抱っこしてもらったり、ベットに寝かしてもらうなど、環境の変化を少なくして赤ちゃんの負担を減らします。トッポンチーノを使うことで、ママでないと抱っこしたら泣いていたのに、パパでも大丈夫だったという事があります。

他にも生まれたての赤ちゃんはまだ焦点を合わせることができず、白黒などはっきりした認識しやすい物に目を向けます。また動くものに興味を持つので、30㎝くらいの距離にゆるやかな動きのモビールを吊るします。はじめは白黒の ムナリ モビール、成長と共にゴッビモビールに変えていきます。これを吊るす事により、焦点を合わせることができ、動くものを目で追うことにより、赤ちゃんの見る力を育てて「注意力・観察力」を育てます。

また赤ちゃんの布団のそばに本物の花や景色の写真など、できるだけたくさんの色が入ったものを飾ると、首をうごかして見るようになります。首がすわってきたら、活動する場所に全身が映る鏡をおくといいでしょう。はじめは自分だとわかりませんが、動くものに反応するので腕や手や首の運動を促します。

手の力がついてくると、赤ちゃんの手の届く位置にガラガラや握りやすいボールや人形を置きます。手に触れると興味を持ち、自分から取りに行きます。体を動かす粗大運動を促し、そのうちコロンと寝返りができるようになります。動き出すと目が離せなくなりますね。

寝返りでもころころと、大きく移動することがあるので、赤ちゃんのまわりに危険なものがないように気を付けてくださいね。

このように、子どもの成長に合わせて環境を整えていくと、子どもが自分で環境に関わりながら、できることがふえていくのです。

そして何より大事なのは、赤ちゃんにたくさん話しかけて下さい。テレビをみながら、スマホをみながら授乳してませんか?

赤ちゃんにたくさん話しかけて、モンテッソーリのように赤ちゃんをしっかり観察してください。

子どもは大人のことをよく見ていて、どんどん吸収して(学んで)いますよ。

大人は子どもにとって人的環境なのですから・・・

次のブログではずりばい、ハイハイなど動き出した子どもの環境のお話です。

0~3歳までの環境づくりは、藤崎達宏さんの著書「0~3歳までのモンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす」がおすすめです。

写真とイラストもついていて、とてもわかりやすいですよ。

それでは子どもとの時間、楽しんでくださいね。

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