発達障害児とモンテッソーリ教育

こんにちは!モンテッソーリ教師の大橋宏美です。

ブレスのお店が改装工事で長い間お休み頂いてる間に、以前から勉強していた児童発達支援士の試験を受けました。集中して勉強ができたおかげで、思っていたより良い点で合格することが出来ました!

児童発達支援士の勉強をはじめたのは、やはりモンテッソーリ教育が発達障害のお子さんにも適しているからです。そもそも、モンテッソーリ教育はイタリアの女性医師であるマリア・モンテッソーリが障害児を対象に取り組んだ教育であり、始めから子ども一人ひとりが異なる事を前提とした教育システムでした。

私がモンテッソーリ教育の実技講習会で知り合った方にはいろんな職業の方がいて、保育士はもちろん救命救急で働いている看護師、福祉施設で働いている介護士、発達障害児支援をされている塾の講師、もちろん自分の子どもに教えたいと学んでいるお父さんやお母さんもいらっしゃいました。

その中でもご自宅で小学生の発達障害児を、そろばんやモンテッソーリ教育を取り入れながらご指導されている先生のお話に感銘を受けました。その方のお話では、小学校に入ると親御さんの悩みはお子さんを普通学級か、支援学級かどちらが良いのかという事です。

また中学校、高校になると普通の学校か、支援学校に行かせるのかいろんな選択を迫られます。そのお子さん一人ひとりが発達障害でも違いがあり、学習障害がある子もいれば、自閉スペクトラム症でも知的障害がないお子さんもいます。療育と教育のバランスが非常に難しく、その先生は学習の足りないところを補っているそうです。

私がいろんな話を聞いて思ったことは、小学校に入ってからでは遅いのではないかという事です。海外では日本より発達障害児の支援はもっと早くから行われます。人間の人格形成は小学校に入るまでにほとんど出来上がるので、幼児期にしっかり自己肯定感がついていれば、子どもの二次障害(うつ病、不登校、引きこもり、対人恐怖症、暴言、暴力などの行動面の問題、頭痛、食欲不振、不眠など身体的な不調)を少しでも防げるのではないでしょうか?

モンテッソーリ教育は日本ではまるで英才教育のように思われていますが、子どもの個性を伸ばし、集中力をつけて、自立して生きていけるように育てる教育なのです。

その考えは、子どもたちの多様性を尊重し、障害のある子どもが精神的にも、身体的にも最大限まで発達できるよう、また、社会に他の子どもと変わらず参加できるように支援していくインクルーシブ教育の教育方針と同じなのです。

子育てでも、仕事でもなぜイライラするのでしょうか?

それは自分が知らないからではないでしょうか?

子どもが何考えているのか、どうしたらいいのか、仕事でも自分の知らないことを「やれ」と言われたらストレスかかりますよね・・・

まずは知ることからはじめませんか?

佐々木信一郎さんの「発達障害児のためのモンテッソーリ教育」はモンテッソーリ教育を取り入れながら、子どもたちに療育をしたい方におすすめの書籍なので、興味のあるかたはぜひ読んでみてくださいね。

私もまだまだ勉強不足ですが、お子さんの成長がより良いものになるよう、子育てに困っているママが笑顔になれるよう、お手伝いできればこんなに幸せなことはありません。

ブレスが21年前にオープンした時に、キッズルームのある美容室にしたのは、子どもがいてるママがいつでも美容室に行けてきれいになれれば、ママが笑顔になる。ママが笑顔になれば子どもも笑顔になるからです。

ブレスでは、モンテッソーリの幼児教育を行う教室(ブレス・キッズ・モンテッソーリ)を高見の里で行っております。個別体験会なども行っておりますので、興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

今回の改装でセルフエステができますが、キッズルームのあるセルフエステは他にはないのではないかと思います。

また笑顔が増えることを願って私も日々頑張っていきたいと思いますので、ぜひお店に遊びに来てくださいね。




当店への予約は24時間受付のネット予約が便利

保育士のいる美容室
Bless Hair Design

大阪府松原市上田1-7-6
Tel:072-337-1007
美容室https://www.bless-hd.com/
セルフエステhttps://bless-hd.com/selfesthe/
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自分で考えて行動できる子どもを育てるモンテッソーリ幼児教室
ブレス・キッズ・モンテッソーリ

大阪府松原市高見の里5-498-9
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