ラジオ波とは?

ラジオ波

ラジオ波は高周波の電磁波を利用した施術です。

高周波を当てることで体内に熱を発生させ、冷えて固まった脂肪を温めて燃焼しやすくしたり、代謝を上げたりする効果を得られます。

ハイパーナイフ、サーモシェイプ、インディバも痩身エステ関連でよく聞く言葉だと思いますが、それらもラジオ波(高周波)を利用したマシンの機種名で、これらはキャビテーションのように脂肪細胞自体を減らしてくれるわけではありません。

キャビテーションは脂肪細胞自体を破壊するものであり、ラジオ波は脂肪の燃焼や代謝を促進する施術と言えます。

それぞれ痩せるためのアプローチの仕方が異なるのです。

ラジオ波には本当に効果があるのか?

ラジオ波は、キャビテーションと違って脂肪細胞に直接アプローチするわけではありませんが、新陳代謝を向上させるので、間接的な痩身効果を期待できます。

ラジオ波は高周波を当てることにより体の内部で分子同士の摩擦を起こして熱を発生させます。

筋肉量が少なく代謝が悪い方でも機械で体温を上げてリンパの流れや血流をうながし、脂肪燃焼しやすい状態にすることができます。

それに伴う副次的な効果として、血行の改善による肩こりや腰痛などの症状緩和も挙げられます。

また周波数の低いラジオ波には美肌効果もあります。

皮膚の奥で熱を発生させ熱損傷を与えることで、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸など真皮を構成する成分を作り出す線維芽細胞を刺激すると言われています。

コラーゲンなどが増えることで肌のハリ感がアップするとともに、シミやくすみ、むくみといったエイジングの悩みへの効果も期待できます。

ラジオ波に向いてる方

冷え性の方

冷え性の場合、普段から体温が上がりづらいので脂肪の燃焼がスムーズに行われません。

汗もかきづらく、なかなかダイエットの結果が出ないと感じている人も多いでしょう。

しかしラジオ波は体温が上がりづらく代謝が落ちている方でも内部から体を温めることができます。

さらに継続して施術を受ければ体質改善にもつながります。

基礎代謝が上がるので冷え性の症状も良くなって、痩せやすい体になれるでしょう。

脂肪量が多い方

体についた脂肪は食べすぎや冷え、運動不足などが原因となって余ったエネルギーが消費されずに蓄積したものです。

冷えや運動不足は代謝を低下させ、さらに脂肪が増え、ますます代謝も落ちるという悪循環に陥ってしまいます。

ですから代謝を上げてくれるラジオ波は基礎代謝が落ちてしまって脂肪の量が多い人に向いている施術と言えるでしょう。

ラジオ波で血行を良くして代謝を上げれば自然と脂肪の燃焼効率も上がるので、どんどん痩せやすくなっていくことができます。

フェイシャルエステを希望の方

エステで使用されるキャビテーションマシンは市販のものとは違って強力なため、顔のようなデリケートな箇所に使うことはできません。

顔のむくみやたるみなどの改善を希望するのであれば、ラジオ波を利用しましょう。周波数の低いものであれば表皮への効果が高く、美肌効果も得られます。

その他痩身効果を高める方法

せっかく痩身エステサロンに通うなら痩身効果は最大限まで高めたいですよね。

キャビテーションとラジオ波を痩身エステで受ける際の痩せるコツと、さらにダイエット効果を高めるために帰ってから自分でできることをご紹介していきます。

キャビテーションとラジオ波は同時に行うことでさらに効果が出やすい

ここで注意しなければならないのが、キャビテーションは脂肪やセルライトを破壊して体外へと排出しやすい状態にはしてくれますが、それだけで体重が変わったりサイズダウンしたりするわけではないということです。

キャビテーションによって血中へ溶け出した脂肪や老廃物を体の外へ出す必要があります。

そのときにラジオ波など血行を促進してくれる施術を一緒に受けることで、脂肪や老廃物がよりスムーズに排出されます。

キャビテーションとラジオ波は一緒に組み合わせて施術を受けるのが理想的です。

過度な食事と飲酒を避ける

キャビテーションやラジオ波の施術を受けても、その後に食事で糖質や脂質を過剰に摂取してしまうと、せっかく消費したエネルギーが相殺されてしまいます。

特に痩身エステの施術によって血行促進、脂肪燃焼を行なった直後は、その急激な脂肪消費を体が本能的に飢餓状態と勘違いしてしまいます。

このとき、栄養やカロリーを欲している状態で体内に食べ物を入れると、吸収率も良くなり、脂肪に変わりやすいのです。

キャビテーションやラジオ波を受けた後は水分を多くとって血液に流れ出た溶けた脂肪や老廃物をなるべく早く体の外へ出してしまいましょう。

そして食事は施術後2~3時間経ってから、なるべく脂肪燃焼効果が期待できて消化がしやすいものを食べましょう。

施術を受けたからと安心して、カロリーの高い食事やお菓子をたくさん食べてしまうと、逆に太ってしまいかねません。

暴飲暴食はせず偏った食事は見直しましょう。

適度な運動を心がける

キャビテーションやラジオ波の効果は、施術後に自分で運動を行うことでさらに高めることができます。

どちらの施術後も血流が良くなり代謝が向上している状態ですので、運動による脂肪燃焼も効率が良くなっています。

特にキャビテーションによって壊れた脂肪は血中へと溶け出して体外へと排出されますが、この効果は、個人差があるものの施術後3~4日ほど持続すると言われています。

この期間はキャビテーション施術を受けて溶けた脂肪がエネルギーとして消費しやすい状態になっています。

よって施術後3〜4日間の痩せやすいこの期間に、ジョギング、水泳、エアロビクス、サイクリングなど、ある程度時間をかけて少~中程度の負荷をかけて行う有酸素運動をすると効果的です。

痩せやすい時期を選ぶ

ダイエットについて検索していると「生理中は痩せにくく、生理後は痩せやすい」という情報を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

生理中はホルモンバランスが変化して基礎体温が低くなり、同時に体内に水分をため込もうとするため血行不良や冷えが起こりやすくなります。

そのためキャビテーションやラジオ波の大きなメリットであるデトックス効果を得られにくく、ダイエットには向かない時期です。

また痛みへの不安などを持ちやすく、普段よりリラックスして施術を受けられないことも施術の効果を低下させてしまいます。

逆に生理が終わると痩せやすい時期がやってきます。

生理終了から排卵までの約7日間がこの期間にあたります。

体がダイエットに最適な状態になっているこの期間にキャビテーションやラジオ波などの施術を受けるようにしましょう。

また意外かと思うかもしれませんが、冬に比べて春夏は痩せにくい季節です。

夏は露出が多い季節だから痩身エステで痩せようと思って施術を受けてもすぐに効果が出てくれないこともあります。

冬は外気温が低いので体温を維持するためのエネルギー消費が多くなりますが、逆に夏は外気温が高く、体温を維持するためのエネルギーが小さくなってしまいます。

夏に暑いからといってダラダラ過ごして代謝が落ちてしまうと、むしろ太りやすい体になってしまいますので注意が必要です。

痩身エステの効果を最大限に活かしたいなら、春夏の露出の高い季節に向けて秋冬の間から痩身エステに通い始めるのも一つの手です

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